独占業務資格、
いくつ知っていますか?

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あすとびは偉大なる先人から受け継がれた日本固有の伝統と文化を受け継ぐ若者に迫ります!日々研鑽を重ねる若き職人達の「ひたむきで真摯な姿」と日常生活から見て取れる“素顔”の二面をご覧になれます。

人命救助をする

この先、利用することになる機会が増えるかもしれない

次に紹介する資格としては、これはリアルな話で今後わたしたちが体験することになるかもしれない未曾有の大震災において役立つことになるかもしれないスキル『救命救急士』について少し話をしていきましょう。こちらはもちろん、その場で人体に対して救急活動を施せる人のことを指す資格となっています。ドラマでもこちらを題材にしている作品がありますがフィクションの世界だからといってもその世界はまさに生死を分かつ仕事となっています。中には本当にドラマの中で起こるような事態に見舞われるようなこともありえますが、さすがにドラマの中で起きている未曾有の被害の中で起きる事件とは連動することはあまりないと思います。ただこれに関しては現場の仕事というもので私達の知らない世界があるのかもしれませんが、さすがにそこまで語るとなればかなりグロイ話となっていってしまいますので、今回は救急士としての仕事についての話に焦点を絞っていきましょう。

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救命救急士の歴史は浅い

まずこの救命救急士について話をしていこうと思いますが、この救命士としての仕事が確立されてから実はまだ10数年ほどしか経っていないという事をご存知でしょうか。それまでの世論という枠の中では、救急隊員は医師でないため医療行為を行なうことはできないという日本の法制度上の制限によって、救急搬送時に隊員の患者に対する医療行為を禁止していたいのです。この時いかに日本が緊急時の現場の人間の活動を軽く見ていたこと、そして日本の法律が人命というものを軽く扱っていたことがよく分かります。そうではないのかもしれませんが、そう取れる時点で大問題でしょう。実際にそのために諸外国で行なわれている心配停止患者の救命率や社会復帰率というものを統計的に見比べてみても、明らかに日本での緊急的な現場で行なわない活動方針がその後の患者に対してどのくらいの影響を及ぼすことになるのか分からないのかと、現場で活動している救命救急隊員達に対する中傷の声を目の当たりにすることも実際にあったそうです。当然ですね、自分の大切な人が死に掛けているという状況で、救命措置を何もしないで搬送先が見つからずにそのままろくな治療を受けることなく命を落としてしまう、最悪のシナリオです。こうなっては救急隊員として活動している人たちは、自分達は一体何のために仕事をしているのだとうと思い悩んでしまうことは言うまでもありません。ただ言われたままに機械のように行動しておけば良い、という仕事ではない特性をその当時の上層部として活動していた人間達は全く知らなかったということだ。

このような状況を危惧したことで、当時東京都消防庁救急担当主幹として活動していた『武井勝徳』さんが、現場のこうした悲惨な状況を改善しないことには、今後ますます大変なことが起きることになるということを日本医師会に向けて注意喚起を行なったのです。そんな救急隊員達の悲惨を知ることになったことで、それぞれの方面で救急隊員達に対する救命措置を行なうための簡単な作業について指導をする、また武井さんも救急救命士として今後きちんとした制度を築くことをしなければ間違いなく日本の医療現場は崩壊することになるという危険性を訴え続けたのです。

そうした活動が実を結ぶようになったのは1991年のこと、この年の4月23日に救急救命士法が制定されて制度化されたのです。制度化された年数から考えても分かるとおり、それまでの期間においてもしかしたらその場で処置をすることが出来たら助かったかもしれない、そんな事件があったかもしれません。情報としては新聞の片隅に掲載されるような小さな事件として扱われており、それらが当時の政治状況などによって僅から希望というものを根こそぎ奪われた、ということに他ならないでしょう。残酷なものですね、人の命というものを現代という私達の生きる時間でも軽く扱われていたという事実は消えることはありません。救いたいと思って、その場で医療行為を施すことは禁じられているという理由から誰もなす術もなくそのまま消えていく命を見ていて苦しい思いをした人もいたことでしょう。そして助けられなかったという事実について非難する際には、真っ先に救急隊員にあてられることになります。仕事への意欲というものを一気に無くす事になりますね、そもそも仕事として定義付けることも難しかったのではないでしょうか、制度度して確立される前の時間においては。

東日本大震災を経験して

救急救命士は意思ではないために医療行為を禁止されていることは制度でも明確に規定されていますが、そんな規定もやはり時と場合によって違法性ではないという見解が出されるようになりました。そのきっかけとなったのが、2011年に起きた東日本大震災です。この時に東日本各地では通信網はおろか、電気といった何もかもがしよう不可能になるという事態になりました。その中において救急救命士たちが瀕死の重傷を負っている人たちを救助するために活動することになっても、違法性があるからといって対応できる医療行為の範囲でも取扱うことは出来ないという状況ではありませんでした。

通信状況などで医師から的確な指示を求めることが出来ないような困難な状況の場合においては、医師の指示なく行動をしても罪として問われることはないと厚生労働省医政局が発表したのです。あの状況では仕方のないことでしょう、いちいち指示を待っていたら救える命がたくさんあったかもしれないのにという罪悪感を隊員に残すことになります。まだまだ現行の法律としてみる場合には、不完全なところもありますので今後も制度自体に関しては見直しが必要だといえます。

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資格を取得するためには

救急救命士としての資格を求める場合にもいくつかの条件をクリアしていないと試験を受験することが出来ません。受験資格としては以下の通りとなっています。

  • 大学入学有資格者で、指定救急救命士学校・養成所を卒業したもの
  • 大学で1年以上公衆衛生学など13科目を修了しており、指定校で1年の課程を修了しているもの
  • 医大などで公衆衛生学、臨床実習などを修了したもの
  • 所定救急業務講習を終了しており、5年または2000時間以上就業して、指定校で1年課程を修了しているもの
  • 外国で救急救命士学校卒業、または有資格者で上記の条件と同等は認定されたもの
  • 看護師有資格者で、有資格者で上記の学校などで所定の課程を修了しているものと同等以上と認定されたもの

となっています。学校での医術を勉強していることが必須条件となっていますが、それでも本格的な医師としての勉強としては弱いこともう名づけます。確かに国家資格でその後の活動としても悪くないと思いますが、現場で活動することになったら相当苦悩することになる仕事ではないでしょうか。救急隊員として、現場で時には命に関わるような大怪我をしている人と遭遇することもあるでしょう、その際に法律上の問題によって医療行為を行うことができないということで、仕事そのものが長続きしないということもありえそうです。実際にこうした救急隊員の現場では、その過酷な労働と現実で行える人助けの限界というものに苦悩して、年々人材不足となっているということもたまに耳にします。どの世界でも人材不足となっていますが、この仕事に関しては例外ではないでしょうか。新年を持ってこの仕事を選んだはずなのに、その理想に近づけることもなくただただ命の危機に瀕している人に軽い処置を施して延命処置をして、病院に搬送するというのが救急救命士として活動している消防署員の役目です。

でもその搬送途中で搬送先が決まらずに盥回しにされてしまうという事実も実際にあります。現在病院の救命救急センターも数を減らしているという状況の中で、患者を受け入れることが出来ないとして搬送先が決まらずに救急車の中で命を落としてしまったという患者のエピソードもあるくらいです。そんな現場に遭遇したら、何のために助けに行ったのかわからなくなります。

確かに医療活動を行なえる仕事ではないのかもしれませんが、今後起こりうる可能性が高まっている自然災害を鑑みるとそのようなことを行っている場合ではないと思います。今後どのように制度を変えていくのかということがますます重要になっていく仕事かもしれません。